神社の少年に起こったこと

 

帰宅途中のできごと。

神社の前の排水口をのぞきこむ少年二人、

それと、犬の散歩をしてたと思われるお姉さんがいました。

 

話しかけられたところ、

排水口に家の鍵を落としてしまったとのこと。

 

棒でつついたら、見えないところに移動してしまったらしく、金属の排水口を持ち上げることができなくて困ってました。わたしも試してみましたが、固くて重くて、びくともしませんでした。

 

そこへ、車で通りがかったマッチャなお兄さん。トランクから軍手を取り出して、金網(?)をもちあげてくださって、無事に鍵を取り出すことができました。

 

ほっとした少年は、

「神社でお参りしたのに良いことがない」と恨みがましい感じ。

 

マッチョなお兄さんは、

「鍵がでてこなかったら悪いことだけど、でてきたから良いことがあったんだよ」と話してました。

 

大人が3人も通りがかったこと。

頼りになるマッチョなお兄さんが助けてくれたこと。

大変なことが起こったけれど、

助けてもらえる人たちがいたことは幸運なのことなのかも。

 

良いことはトラブルを通して感じることってことでしょうか。参拝したから鍵を落としても助かったのか。参拝してなかったら鍵を落としてとりだせなかったのか、あるいは、何事も起こらなかったのか。

 

神様の試練とまでは言いませんが、

とても印象的なできごとでした。